生類憐みの令は、犬を保護するためじゃなかった!【日本史雑学】

生類憐みの令といえば、犬を守るための法律でしょ?

って感じの人も多いと思います。

そのため、徳川綱吉のわがままからできた法律

という考えもありますが、実はそうでもないかも?

1. 目的とは?

その当時の江戸では、捨て子と野良犬の増加が問題となっていました。

それに心を痛めた徳川綱吉は、その解決のために発令しました。

また、綱吉は特に犬好きではありませんでした。

https://pixabay.com/ja/

2. 世界初の動物保護法

生類憐みの令は、世界初の動物保護法でした。

それまで動物は、物資を運んだり、ただ仕事をするものという認識でしたが、

生類憐みの令により、そうした認識が変わっていきました。

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3. 実際の処罰は?

処罰されたのは、69人という記録があります。

ですが、そのほとんどは武士階級の人間でした。

魚釣りなどには、目を瞑っていたそうです。

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4. 効果

生類憐みの令によって、命を重んじる文化ができました。

辻斬りという刀の切れ味を試すため、

見知らぬ人を切るという行為も、激減しました。

生類憐みの令は、江戸の治安を守る大きな法令であったと言えるでしょう。

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