小野妹子はわざと手紙をなくした!【日本史雑学】

小野妹子といえば、聖徳太子の右腕で、遣隋使ですね。
日本人なら、知らない人はいないかなって思います。
聖徳太子にも謎があるように、彼にも謎があります。
1. 返事を紛失
隋の王は、返事を妹子に託しました。
しかし、妹子は手紙を紛失してしまいます。
さぁそんな妹子に、どんな罰が下ったでしょう?

2. 妹子への罰
なんと妹子には罰は下りませんでした。
(罰が下ったという説もありますが、にしても軽かったと言います)
しかも、妹子はそのあと出世をしました。
一番高い地位になったのです。
3. なぜ出世したのか
手紙を失ったのに、なぜ出世したのか?
それは手紙をわざと隠蔽したという説があるます。
妹子が聖徳太子への配慮で隠蔽したというものです。

4. 隠蔽の理由
隠蔽の理由は、隋の王の手紙の内容でした。
聖徳太子は、隋を怒らせるような手紙を書いていました。
そのため、返事は見るにも耐えないものでした。
それを隠すために、わざと無くしたことにした、、、
というものです。

歴史にはたくさんの仮説があります。これは一説にすぎません。
特に、遡るごとに歴史的証拠が少なくなってしまいます。
少ない証拠の中で、自分なりに考えるのも、歴史の醍醐味です。