日本画タイムトラベル【日本史雑学】

1. 源氏物語絵巻
(1120〜1140年)

源氏物語を題材にした絵巻になります。
源氏物語を題材にした絵巻はいくつかありますが、
その中でも「隆能源氏(たかよしげんじ)」は国宝に指定されています。
2. 水墨画(室町時代)
水墨画の巨匠として知られる雪舟は室町時代に活躍しました。
載せている絵は『秋冬山水図』という雪舟の作品で国宝とされていて、
東京国立博物館で展示されています。
3. 唐獅子図屏風
(1582年)
狩野永徳という狩野派の画家の作品になります。
代表作に『洛中洛外図屏風』があり、
織田信長や豊臣秀吉などの権力者にも依頼されていました。
4. 風神雷神図屏風
(1624年、江戸前期)
俵屋宗達によって作られた2曲1双の金屏風です。
のちに尾形光琳がこれを模倣した『風神雷神図』という作品を作りました。
5. 富嶽三十六景
神奈川沖浪裏
(1831−1833年、江戸前期中期)
とても有名な作品ですね。作者は言わずもがな葛飾北斎でございます。
次の千円札の裏側のデザインにもなります。
6. 湖畔(1897年)
これは明治に入ってからの作品になります。
黒田清輝の作品で、23歳の芸者でった金子種子をモデルにした絵画です。
のちに金子種子を妻としました。