「右衛門」はなぜ「えもん」と読むの?【日本史雑学】

右衛門はなぜ、”えもん”と読むの?
右衛門の読み仮名は「えもん」です。
衛門だけでも十分”えもん”と読めそうなのに、なぜ右衛門と書くのでしょうか?
1. 元は役人の名称
元は律令制度で、都の門を警護担当する担当である「衛門府」という役所からです。
その部署で、右と左に分かれていました。
2. 名前の省略
右は右衛門府(うえもんふ)、左は左衛門府(さえもんふ)。
そのうちそれが、右衛門(うえもん)と省略され、
右衛門の読みのみが、省略され「えもん」となりました。
3. 昔の人の名前に多いのはなんで?
昔の人の名前で、よくこの見かける理由は、
昔の人は、役職で名前をつけていたからです。
「兵衛」や「右京・左京」もそのようなものからです。
服部や犬養など、現在私たちが使用している苗字も、職業から由来したものです。
また余談ですが、佐藤や遠藤などは藤原家から、由来しているものです。
ぜひご自分の苗字の由来も調べてみてください!
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