【大学受験】全部わかる!日本史の一問一答の特徴とそれぞれの適性!

日本史で受験する人は避けては通れない1問1答。
どこでも気軽に問題演習ができて、暗記の最強のお供と言っても過言ではないでしょう。
一問一答にはいくつか種類があります。
どんな人にどの一問一答がおすすめなのか、また一問一答をどのように活用するべきなのか、この記事を読めば全てわかるようになっています。
日本史の一問一答の使い方
注意しなくてはいけないのは、日本史の一問一答をメインで単語を覚えようとすることです。
一問一答はあくまでも補助的に活用してください。
つまり、一問一答で「初めてこの単語見た!」というのがNGです。
あらかじめ、授業や参考書を通して単語を理解して、その単語を定着させるために一問一答を活用してください。
そうすることで、ただの暗記ではなく体系的な理解とともに単語を覚えられ、入試で役に立つ知識となります。
日本史一問一答を使う時期
一問一答は通史と並行して使うのがおすすめです。
通史で勉強した範囲の知識の確認として、通史が終わったら同じ範囲の一問一答をとく、というのを繰り返すと知識が定着しやすくなります。
また、人間は忘れる生き物ですので、必ず何周もしてください。
忘れかけた頃にもう一度覚えると忘れにくくなるそうです。
東進の日本史一問一答
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どれを選んだらいいかわからない、どれでも変わらないんじゃね?と思う人はとりあえずこれを選べば間違いありません。
慶應義塾大学や早稲田大学などの難関私大にもこの一問一答をメインで勉強していたら合格できた、という人もいるほどです。
参考書の中でも圧倒的な売上を誇り、日本史一問一答の定番と言ってもいいと思います。
特徴
最大の特徴は問題数の多さです。全部で6,000問という圧倒的な問題数を誇ります。
最難関私大を含め全ての大学入試に対応できるように単語が網羅されているため、この1冊で十分と言っても過言ではないでしょう。
また、問題がレベル別にわかりやすく分けられています。
例えば、早慶上智を狙うのであれば☆1まで、MARCHであれば☆2まで、というように志望校別に問題が分類されているのでどこまでを暗記すればいいかが一目でわかります。
おすすめ度
こんな人におすすめ
ー最難関私大を志望している人
ー共通テスト満点を狙う人
山川の日本史一問一答
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みなさまご存知山川の教科書の出版社が出している一問一答です。
東進の一問一答とともによく使われている一問一答と言えるでしょう。
特徴
山川の教科書に沿って問題が出されています。
教科書を中心に勉強をしている人にとっては非常にありがたい一問一答です。
授業で教科書を使う人や、教科書で通史をもう一周しようと考えている人は、通史を終わらせた直後に対応している範囲の一問一答を解けるようになっています。
しかしレベルは基礎レベル、共通テストに限られているため、難関私大を狙う人はこの一問一答を中心に勉強することは避けたほうがいでしょう。
おすすめ度
こんな人におすすめ
ー共通テスト満点を狙う人
ー基礎を固めたい人
大学入学共通テスト日本史Bの点数が面白いほどとれる一問一答
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他の一問一答と大きく違う点は、共通テストに主眼を置いているところです。
しかし、注意しなくてはいけないのは共通テストを解く力が身につくわけではない、ということです。
共通テストは思考力を問うテストですが、この一問一答は前提となる知識をインプットするためのものです。
この一問一答を解くことだけに集中してしまうと、共通テストでの高得点は難しいかもしれません。
特徴
共通テストで出る純粋な知識問題に対応した一問一答。
知識レベルはあまり高くなく、基礎が固まっていない人におすすめ。
おすすめ度
こんな人におすすめ
ー共通テストで7割を目指す人
ー基礎が固まっていない人
一問一答 日本史Bターゲット4000
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著者である石川晶康さんは、日本史B講義の実況中継でも有名な講師です。
大学受験のプロが監修した一問一答なので信頼できますね。
特徴
これだけは押さえる基本問題1430、入試によく出る標準問題1530、ライバルに差をつける応用問題1040という3段階に分かれています。
さらに、史料問題や地図の問題も含まれているので、幅広い入試対策が可能です。
史料問題は演習する機会を作るのが難しいため、一問一答で演習する機会を作れるのはありがたいですね。
おすすめ度
こんな人におすすめ
ー共通テストで7割を目指す人
東進 日本史史料の一問一答
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こちらも東進からの出版。
史料に特化した一問一答は他にほとんどないため、他の一問一答とともに活用すれば幅広い知識を身につけられます。
例えば、早稲田大学の政治経済学部では史料問題が数多く出題されるなど、史料問題が多く出る入試もあります。
そのような人は
特徴
日本史の史料に特化。
東進の定番の日本史一問一答と同じように問題がレベル別に分けられていて、自分の志望校や身につけたい知識に合わせた学習が可能です。
おすすめ度
こんな人におすすめ
ー史料問題が出題される私立大学志望者
日本史を受験の武器にしたい人
日本史の勉強は後回しにされがちですが、実際には後回しにするべき人と今すぐに取り掛からなければいけないとがいます。
また、過去問を解き始める適切な時期も人それぞれで大きく違います。
しかし、それぞれに合わせた対策を行えば必ず日本史を武器にできます。
自分がどれだけの日本史の勉強量が必要なのか、また過去問をいつから解き始めたらいいかわからない人は、リモジュクで無料相談を行なっているのでぜひ利用してください!
日本史の論述の独学は禁物です。
二次試験で日本史の論述が出る人は絶対に読み進めてください。
論述に関しては独学は”絶対に禁物”です。
論述を解いてみて模範解答を読むだけでは論述に必要な力は身につきません。
自分の頭の中にあることを採点官に伝わるように記述する力が論述で求められるものです。
この力は添削をしてもらうことで初めて身につきます。だから論述が解けるようになるには、解いた論述問題を全て添削してもらうくらいがちょうどいいです。
添削してくれる信頼できる先生がいるならぜひ活用してください。もしもいない場合は、リモジュクコーチで論述添削を行なっています!
リモジュクでは論述添削を徹底研究し、論述力が周りよりも圧倒的に身につく教え方が確立されています。
絶対に志望校に合格したい人はぜひ一度お話させてください!
高校1年生・高校2年生の人
受験のための日本史の対策を始めている人はまだ少ないと思います。
しかし、一年生、二年生の時期に勉強を始めておくことには大きなメリットがあります。
それは、高校三年生での過去問の演習効率が圧倒的に高くなるということです。
高校三年生に慌てて通史を最初から復習し直す人がたくさんいますが、他の科目との兼ね合いもあり、意外と日本史の勉強時間を確保するのは難しいです。
高校三年生の夏には万全な状態で過去問に挑めるようにする、そのために重要な時期が高校一・二年の時期です。
高校三年生の人
高3の夏まで
高校三年生の夏は日本史でも超重要です。
なぜなら、実戦形式の過去問演習を始める時期だからです。
少なくともその時までには通史を終わらせておく必要があります。
そしてさらに進んで勉強を行いたい人は、夏までに演習を始めておくといいでしょう。
高3の夏から共通テストまで
高3の夏からはひたすら過去問演習を行いましょう。
質の高い過去問演習を行えていれば、論述でも共通テストの対策にもなります。
そして、共通テストの直前期1ヶ月前から共通テストの対策を重点的に行いましょう。
センター試験の過去問や模試の演習など、実戦練習を行うことが重要です。
共通テストから本試験まで
本試験まではひたすら過去問演習を行なってください。
共通テストが終わってからの1ヶ月は日本史が一番伸びる時期です。
本来であれば絶対に添削を含む演習が高3の始めから必要ですが、少なくともこの時期にはつきっきりで見てくれる先生を見つけましょう。
