【大学受験】必勝の日本史の語呂合わせ勉強法!

語呂合わせで単語や年号を覚える人は多いのではないでしょうか。
実際に、語呂合わせで覚えれば順序や覚えにくい年号などをすぐに覚えることができるのも事実です。
ここでは、日本史の今すぐ使える語呂合わせと語呂合わせの使い方をご紹介します。
大学受験の日本史の特徴
日本史は、求められる知識量が多いわけではないです。世界史に比べると比較的少ない知識量で深い理解が求められます。
例えば、世界史では単語を答えさせる問題が多いのに対して日本史では時代背景や理由まで深く問う問題が多いのが特徴です。
大学受験のための日本史の勉強法
日本史受験で大学に合格するために必須なのが「理解」です。ただの年号や単語の暗記では合格できません。
理解するためには、ある出来事の理由に目を向ける必要があります。
なぜ起こったのか、なぜその時代なのか、全ての出来事に理由があります。そして理由を知ることで理解すると自然と暗記もしやすくなります。
理由を知ることが大学受験合格のための必勝法です。
理由の理解については以下の記事でも紹介しています。
日本史の知識定着の時期
日本史は学校のカリキュラムによっても進む速度が違います。
しかし、学校のカリキュラムでは一周するのが遅く、新しい時代の演習が不十分になってしまうことも考えられます。
不安な人は独学や塾で夏休みあたりには一周しておきましょう。そして、10月には全ての時代の知識をある程度定着させて過去問演習に取り組めるようにしていきましょう!
日本史の語呂合わせの注意点
語呂合わせはとても便利ですが、頼り過ぎてしまうのはNGです。
入試で使うにはただの単語の暗記ではなく、流れや因果関係まで覚えなくてはいけません。
語呂合わせでは流れや因果関係まで掴むことは難しいので、補助的に語呂合わせを活用すると非常に効果的です。
日本史の語呂合わせの使い方
語呂合わせの活用方法の中でも特に効果的なのが、部分的に語呂合わせを活用することです。
例えば「前後関係を覚えるのに使う」というように語呂合わせの用途を限定して使ってください。
前後関係を覚える、というように用途を限定し、因果関係や流れはしっかりと別で覚えるようにしましょう。
大学入試で使える日本史の年号の語呂合わせ
391年 作為(391)のない好太王碑
→倭が朝鮮半島に侵攻する
好太王碑とは高句麗の王の好太王の功績を記した石碑で、倭と高句麗が交戦したことも記されている。
538年 仏教伝来ご参拝(538)
→百済から仏教が伝わった。
593年 摂政就任ご苦労さん(593)
→聖徳太子が推古天皇の摂政となる。
607年 無礼な(607)手紙の遣隋使
→小野妹子らが隋に派遣されました。聖徳太子から預かった手紙が原因で、隋の王様を怒らせてしまった。
618年 隋はもう嫌(618)唐が統一
→隋が滅び、唐が中国を統一した。
645年 虫殺し(645)の大化の改新
→中臣鎌足と中大兄皇子が蘇我氏を暗殺し、新政権を発足した。
663年 無論惨敗(663)、白村江
→朝鮮半島の白村江で、日本と百済の連合軍が新羅と唐の連合軍が戦い。
しかし、大国だった唐に日本は惨敗した。
723年 馴染み(723)のない三世一身の法
→大化の改新の反省を生かし、作られた土地に関する法律。墾田永年私財法とセットで覚えよう。
794年 鳴くよ(794)ウグイス平安京
→不幸が続いた長岡京から、その不幸を断ち切るために遷都した。
797年 泣くな(797)田村の蝦夷征伐
→坂上田村麻呂が征夷大将軍に任命された。
894年 白紙(894)に戻す遣唐使
→唐が衰えたことにより、菅原道真の提案で遣唐使が廃止されました。
1016年 遠いむかし(1016)の道長摂政全盛期
→藤原道長が摂政となりました。
1156年 キレていい頃(1156)、保元の乱
→朝廷が二分化され、後白河上皇と崇徳上皇が武力衝突した。
この戦いでは、後白河天皇側が勝利した。
1159年 人々ご苦労(1159)、平治の乱
→平氏政権のきっかけとなった戦い。
1185年 いい箱(1185)作ろう鎌倉幕府
→源頼朝が征夷大将軍になり、鎌倉幕府を開いた。
1221年 人に(12)不意(21)打ち承久の乱
→後鳥羽上皇が北条氏を討伐しようとした戦い。
北条政子の励ましにより、北条氏が勝利しました。
1333年 人が散々さり(1333)鎌倉幕府滅亡
→御家人の恩恵への不満が募り、鎌倉幕府は滅亡に追い込まれた。
1467年 人の世虚しい(1467)応仁の乱
→11年に渡る、長い戦いで、この乱を機に戦国時代の幕開けとなった。
1482年 意思には(1428)勝てない正長の土一揆
→農民が起こした初めての一揆。
1560年 今頃お(1560)どろく、今川軍
→織田信長と今川義元が戦った、桶狭間の戦い。
1575年 長篠で、人ごなご(1575)なの鉄砲隊
→織田・徳川軍VS武田軍の長篠の戦い。火縄銃が有効に使われた戦として有名。
1582年 いちごパンツの本能寺
→明智光秀が織田信長を本能寺で暗殺した。
1600年 イチローワーワー(1600)関ヶ原
→家康と石田三成が関ヶ原で戦ったもの。
1603年 イチローおっさん(1603)徳川幕府
→徳川家康が征夷大将軍になり、江戸に本拠地を置いた。
1614年 ヒーロー意思(1614)弱く冬の陣
→江戸に拠点を置く徳川と、大阪に拠点を置く豊臣の争いで、冬の陣と夏の陣がある。
1637年 人無残なり(1637)島原の乱
→キリシタン天草四郎が率いた乱。鎮静一年後に鎖国となった。
1837年 嫌味な(1837)大塩平八郎の乱
→大塩平八郎が大阪で起こした乱。
1858年 直弼一派(18)が硬派(58)に結んだ通商条約
→井伊直弼が日米修好通商条約を結んだ。
1860年 いや無礼(1860)だ、桜田門外の変
→井伊直弼が桜田門で暗殺された。
1904年 いくら押し(1904)ても日露戦争
→満州の支配権を巡って、ロシアと日露戦争が勃発した。
1910年 韓国併合行くと(1910)決めた桂首相
→日本が韓国を植民地とした。
1917年 得意な(1917)石井・ランニング
→アメリとか中国についての協定を結んだ。
1936年 東京を戦、無に(1936)包む(226)
→226事件が起きた。
1941年 行く用意(1941)はできた真珠湾
→真珠湾を日本が攻撃した。それにより太平洋戦争が始まった。
1945年 行くよゴー(1945)ポツダム宣言
→ポツダム宣言により、戦争が終わった。
日本史を受験の武器にしたい人
日本史の勉強は後回しにされがちですが、実際には後回しにするべき人と今すぐに取り掛からなければいけないとがいます。
また、過去問を解き始める適切な時期も人それぞれで大きく違います。
しかし、それぞれに合わせた対策を行えば必ず日本史を武器にできます。
自分がどれだけの日本史の勉強量が必要なのか、また過去問をいつから解き始めたらいいかわからない人は、リモジュクで無料相談を行なっているのでぜひ利用してください!
日本史の論述の独学は禁物です。
二次試験で日本史の論述が出る人は絶対に読み進めてください。
論述に関しては独学は”絶対に禁物”です。
論述を解いてみて模範解答を読むだけでは論述に必要な力は身につきません。
自分の頭の中にあることを採点官に伝わるように記述する力が論述で求められるものです。
この力は添削をしてもらうことで初めて身につきます。だから論述が解けるようになるには、解いた論述問題を全て添削してもらうくらいがちょうどいいです。
添削してくれる信頼できる先生がいるならぜひ活用してください。もしもいない場合は、リモジュクコーチで論述添削を行なっています!
リモジュクでは論述添削を徹底研究し、論述力が周りよりも圧倒的に身につく教え方が確立されています。
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高校1年生・高校2年生の人
受験のための日本史の対策を始めている人はまだ少ないと思います。
しかし、一年生、二年生の時期に勉強を始めておくことには大きなメリットがあります。
それは、高校三年生での過去問の演習効率が圧倒的に高くなるということです。
高校三年生に慌てて通史を最初から復習し直す人がたくさんいますが、他の科目との兼ね合いもあり、意外と日本史の勉強時間を確保するのは難しいです。
高校三年生の夏には万全な状態で過去問に挑めるようにする、そのために重要な時期が高校一・二年の時期です。
高校三年生の人
高3の夏まで
高校三年生の夏は日本史でも超重要です。
なぜなら、実戦形式の過去問演習を始める時期だからです。
少なくともその時までには通史を終わらせておく必要があります。
そしてさらに進んで勉強を行いたい人は、夏までに演習を始めておくといいでしょう。
高3の夏から共通テストまで
高3の夏からはひたすら過去問演習を行いましょう。
質の高い過去問演習を行えていれば、論述でも共通テストの対策にもなります。
そして、共通テストの直前期1ヶ月前から共通テストの対策を重点的に行いましょう。
センター試験の過去問や模試の演習など、実戦練習を行うことが重要です。
共通テストから本試験まで
本試験まではひたすら過去問演習を行なってください。
共通テストが終わってからの1ヶ月は日本史が一番伸びる時期です。
本来であれば絶対に添削を含む演習が高3の始めから必要ですが、少なくともこの時期にはつきっきりで見てくれる先生を見つけましょう。
