93歳の現役将軍!?大島光義の生涯【日本史雑学】

93歳と聞けば、それはもうかなりのおじいちゃん。
しかし!大島光義という人物は、
93歳でもなお現役将軍として戦に参戦していたのです。
そんな彼の生涯を見ていきましょう!
大島光義の初めての戦
彼が初めて出陣したのは13歳でした。
幼いころから弓使いが得意としていました。
弓の達人として有名になった光義は、織田信長の弓大将として選ばれることに。
信長にも称賛されるほど光義は活躍しました。
大島光義の腕前
光義の弓の腕前はどれほどでしょうか。
彼は、槍や鉄砲で敵に殺さる前に、素早く弓で射殺したそう。
また、高さ約46mの八坂の塔の天井の小窓に、矢を10本中10本射込むほど正確なコントロール力も兼ね備えていたようです。
現役引退
1600年、当時光義は93歳でしたが、徳川軍側で関ヶ原の戦いに参戦しました。
この戦で家康にも称賛される働きをします。
そしてこの関ヶ原の戦いが現役将軍としての最後の戦でした。
大島光義の功績
光義は人生でなんと53回も戦に出陣し、41回も感状をもらいました。
また、織田信長・豊臣秀吉・徳川家康の3人の天下人から高く評価されました。
そんな弓の達人は97歳にこの世を去ります。
光義は亡くなる直前まで現役として活躍したのです。