28才!?江戸時代の平均寿命と原因分析!【日本史雑学】

2017年の日本の平均寿命は男性が81.09歳、女性が87.26歳です。

今や長寿大国として知られる日本。

200年前の江戸時代の平均寿命はどうだったのでしょうか。

その時の平均寿命とその理由を見ていきましょう!

江戸時代の平均寿命

江戸時代中期までは一般人の死亡年齢の記録がほとんどありません。

江戸時代の平均寿命は、江戸時代後期の記録をもとに算出されました。

なんと男性が28.7歳、女性が28.6歳です!

今からは全く想像できない年齢ですね。

さらに、飢餓や疫病が流行った時期の平均死亡年齢は17.8歳と平均寿命はさらに低くなります。

なぜ江戸時代の平均寿命は低かったのか

江戸時代の平均寿命が低かったのは、乳児死亡率が高かったことが原因にあります。

この時期の乳児(0~5歳)の死亡率はなんと全体の70~75%を占めていたそう。

しかし乳児死亡率を除けば、江戸時代の平均寿命はおおよそ74歳。

中には、80代・90代の人も見られました。

つまり、5才以上生きることができれば、平均余命が一気に上がるということですね。

この乳児を除いた74歳という数値、世界でも断トツで大きな数値です。

なぜ江戸時代の人々は長寿だったのでしょうか。

江戸時代の人が長寿だったのは食事が原因

江戸時代の人が長寿だった原因の一つとして挙げられるのは食事です。

また、この食事については現在日本人の平均寿命が高いことにも関係があります。

ズバリ、平均寿命が高い理由は「日本食」です。

日本食は魚介類が中心で、脂質摂取量も多くありません。

これらの特徴は、細胞の老化を遅らせることに繋がるため、平均寿命が他国と比べても高い原因と言えます。

余談ですが、肉じゃがは日本発祥ではなかったそうですよ?

江戸時代の著名人の年齢

江戸時代の平均寿命が乳児を除けば高いということがわかりました。

最後に、実際に江戸時代の著名人が何才まで生きたのか確認してみましょう。

松尾芭蕉:50歳

井原西鶴:51歳

滝沢馬琴:82歳

杉田玄白:85歳

葛飾北斎:90歳

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