化粧もしていた!?縄文時代の服装!【日本史雑学】

縄文時代の服装は遺物として残っていません。
しかし、土偶などの様子や他国の事例から最近では服装がだんだんわかってきました。
この記事では、縄文時代の服装や化粧などの身なりを解説します!
縄文時代の服装
衣服は残念ながら高温多湿で酸性土壌である日本においてはあまり残りません。
結果として衣服を着た状態の縄文人の出土例縄文時代の衣服の出土例は現在ありません。
衣服の研究では、他国の事例や出土したわずかな植物繊維、そして土偶などの様子から当時の服装が想定されます。
当時は、毛皮が利用されていました。
イノシシやシカ、クマが狩猟されていたため、それらの毛皮を利用していたと考えられます。
毛皮はヨーロッパのアルプスでも利用されていたほど、防寒機能に優れています。
上半身は毛皮で作った簡易的なコートのようなものを羽織っていたようです。
また、毛皮の他にも編布(アンギン)という植物の茎から取り出した繊維を編み込んで作られた布も同じように用いられていました。
そして、脚の服としては男性も女性もスカートのようなものを履いたと考えられます。
ズボンではないのは、技術不足のせいです。
古墳時代ごろになって初めてズボンのようなものが履かれるようになります。
縄文時代の身なり
縄文時代の服装や身なりは出土した土偶などから推測されます。
祭りの際には化粧をしていました。
また、顔に刺青を入れることもあったようです。
そしてのちのお歯黒のように歯を黒くしていたとも言われています。
ちなみに江戸時代には、お歯黒をすると女性は美人に見えると考えられていたようです。
きっと縄文時代にもオシャレの一つという理由でもお歯黒をしていたのでしょう。
また、アクセサリーも作られていました。
動物の牙や骨、木などの素材から耳飾りや髪飾り、腰飾りなどを作って身につけていたようです。
これらは、オシャレ、というよりも信仰が背景にあったと考えられます。
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