日本史の論述で7割取るための勉強方法と参考書!【大学受験】

日本史の論述の対策は、他の科目を通じても一番難しい項目だと言えるでしょう。
参考書の種類もあまり多くない上に、始める時期なども難しいです。
この記事では、日本史の論述で確実に7割取る方法を伝授します。
日本史の論述の特徴
私立大学の日本史の論述の特徴
私立大学の論述の大きな特徴は、ある単語や項目について深い知識が問われる、ということです。
聞いたことのないような人物についての説明を求められる場合もあります。
暗記さえしていれば、高得点を取れます。
しかし、暗記しようとすると、相当な勉強時間を必要としてしまうのです。
また、論述自体の難易度は高くありません。
論述の文字数も60文字〜100文字とあまり多くないため、書くことさえわかってしまえば比較的簡単に論述することができます。
国公立大学の日本史の論述の特徴
国公立大学、特に東大、一橋などの難関大学は、論述がメインになります。
文字数も150文字以上の論述が多く、一問一答や選択問題に対する割合がとても多いのも特徴です。
さらに、求められる論述力も非常に高いです。
私立大学と異なり、論述で聞かれる単語レベルはあまり高くありません。
しかし、単語同士をしっかり結びつけて考えられているか、時間内にしっかり記述できるか、ということが高いレベルで求められます。
国公立の日本史の論述は、暗記だけでは太刀打ちできないようなものばかりです。
日本史の論述の勉強法
模範解答を見る勉強はだめ
日本史の論述対策の答えはあります。
それは、添削してもらうことです。
多くの受験生がする間違いは、論述の参考書を使って論述問題を解き、模範解答を見て復習することです。
このことの間違いに気づけた人は、日本史論述対策において一歩リードしたと言えるでしょう。
ではなぜいけないのか、それは以下の通りです。
日本史の論述は、今出せる最大の力を出せるかどうか
日本史の論述で問われていることは、受験生が持ってる知識の範囲内で、時間内にどれだけ論理的な文章を書けるかです。
つまり模範解答のような、時間をかけて作られた、自分の知識と大きくかけ離れた人が書いた文章を読んでも意味がないのです。
重要なのは、「自分の最大の力を発揮できる」かどうか。
そのために必要な対策は、自分の解答を添削することです。
模範解答を見ることではありません。
信頼できる人に毎回添削してもらう
論述の対策の最大の近道は、添削してもらうことです。
論述の独学は絶対に禁物。
さらに、実力のない先生に添削をしてもらうことも禁物です。
例えば、世の中には東大の過去問を解けない日本史の先生が山ほどいます。
私の母校の先生でもいました。
しっかりと、日本史の実力がある先生に添削してもらえるようお願いしてください。
それが日本史の論述対策の第1歩です。
添削のない論述対策ははっきり言って論述対策ではありません。
先生探しは怠らないようにしましょう。
(もしもいない人は、リモジュクの無料相談に申し込むことを強くお勧めします。)
日本史の論述のおすすめ参考書/問題集
山川の詳説日本史B
詳説日本史B 改訂版 [日B309] 文部科学省検定済教科書 【81山川/日B309】
日本史の勉強をする上で欠かせないのがこの教科書。
しかし、持ってはいるものの実際に活用している人はあまり多くありません。
読んでみるとわかりますが、日本史を体系的に理解するためにこの教科書は最適です。
教科書の作成には東京大学の教授も多く携わっているなど、入試を作る側の意図も少なからず反映されています。
論述を書くために一番の良書と言っても過言ではないでしょう。
考える日本史論述
論述力を高めるためには、この参考書一点だけで十分です。
時代別に各大学の良質な過去問が用意されていて、解説も豊富です。
通史が終わる前にも、すでに終わった範囲だけの復習を兼ねて対策ができることから1年を通じて活用できる論述参考書と言えるでしょう。
各大学の過去問集
直前期は、過去問をどれだけ解くことができるかが鍵になります。
その時に、数年分では全く足りないため、上記のような志望校の過去問シリーズを購入しておくと後々助かります。
日本史を受験の武器にしたい人
日本史の勉強は後回しにされがちですが、実際には後回しにするべき人と今すぐに取り掛からなければいけないとがいます。
また、過去問を解き始める適切な時期も人それぞれで大きく違います。
しかし、それぞれに合わせた対策を行えば必ず日本史を武器にできます。
自分がどれだけの日本史の勉強量が必要なのか、また過去問をいつから解き始めたらいいかわからない人は、リモジュクで無料相談を行なっているのでぜひ利用してください!
日本史の論述の独学は禁物です。
二次試験で日本史の論述が出る人は絶対に読み進めてください。
論述に関しては独学は”絶対に禁物”です。
論述を解いてみて模範解答を読むだけでは論述に必要な力は身につきません。
自分の頭の中にあることを採点官に伝わるように記述する力が論述で求められるものです。
この力は添削をしてもらうことで初めて身につきます。だから論述が解けるようになるには、解いた論述問題を全て添削してもらうくらいがちょうどいいです。
添削してくれる信頼できる先生がいるならぜひ活用してください。もしもいない場合は、リモジュクコーチで論述添削を行なっています!
リモジュクでは論述添削を徹底研究し、論述力が周りよりも圧倒的に身につく教え方が確立されています。
絶対に志望校に合格したい人はぜひ一度お話させてください!
高校1年生・高校2年生の人
受験のための日本史の対策を始めている人はまだ少ないと思います。
しかし、一年生、二年生の時期に勉強を始めておくことには大きなメリットがあります。
それは、高校三年生での過去問の演習効率が圧倒的に高くなるということです。
高校三年生に慌てて通史を最初から復習し直す人がたくさんいますが、他の科目との兼ね合いもあり、意外と日本史の勉強時間を確保するのは難しいです。
高校三年生の夏には万全な状態で過去問に挑めるようにする、そのために重要な時期が高校一・二年の時期です。
高校三年生の人
高3の夏まで
高校三年生の夏は日本史でも超重要です。
なぜなら、実戦形式の過去問演習を始める時期だからです。
少なくともその時までには通史を終わらせておく必要があります。
そしてさらに進んで勉強を行いたい人は、夏までに演習を始めておくといいでしょう。
高3の夏から共通テストまで
高3の夏からはひたすら過去問演習を行いましょう。
質の高い過去問演習を行えていれば、論述でも共通テストの対策にもなります。
そして、共通テストの直前期1ヶ月前から共通テストの対策を重点的に行いましょう。
センター試験の過去問や模試の演習など、実戦練習を行うことが重要です。
共通テストから本試験まで
本試験まではひたすら過去問演習を行なってください。
共通テストが終わってからの1ヶ月は日本史が一番伸びる時期です。
本来であれば絶対に添削を含む演習が高3の始めから必要ですが、少なくともこの時期にはつきっきりで見てくれる先生を見つけましょう。
