語呂合わせはダメ!?合格できる日本史の覚え方【大学受験日本史】

大学受験で日本史を使う受験生なら誰しも、単語を覚えられない、という壁に直面すると思います。

しかし、日本史を間違った方法で覚えると、直前期になって大きく後悔してしまうことに。

ここでは、受験当日に本当に役に立つ日本史の覚え方を教えます!

日本史の覚え方の基本

日本史の覚え方の唯一にして最強の方法が、覚えないことです。

はっきり言って、覚えないのが一番いい。

理由は簡単。

大学側も、受験生の暗記力を試したいわけではないから。

「日本史」という学問も暗記をすることが求められる科目ではないはずです。

しかし科目の性質上、一問一答の質問が多くなってしまいがちなので、結局暗記力を問うような問題が多くなってしまっています。

覚え方を確立して暗記を攻略することは必要。

ただし、それはあくまでもステップに過ぎない、ということを頭に入れておいてください。

ここから先は、単純な覚え方について記述しますが、このことだけは忘れないように。

そのことをわかっていただける人だけが、ここから記述する覚え方について読んでみてください!

日本史の覚え方① 単語をつなげる

単語をつなげる、とは言い換えれば単語を単体では覚えない、ということです。

一つの単語を覚えるのにはそれなりの時間がかかります。

そこで、一つの単語を思い出した時に他の単語も連想できるような練習をしておきましょう。

以下のように行ってみてください。

関ヶ原の戦い → 徳川家康 → 大御所 → 2代目将軍徳川秀忠

このように、一つの単語に他の単語もくっつけて覚えましょう。

暗記の効率が圧倒的に高まります。

そして、このことにはもう一つのメリットもあります。

それは、単語を文脈で覚えられる、ということです。

文脈で覚えられると、ただの暗記から理解にステップアップします。

単語を理解できるようになると、短期記憶から長期記憶に移行して、忘れにくくなる、、

だけでなく!論述などの応用問題にも対応できるようになります。

受験の必勝法のひとつです。

日本史の覚え方② 間違える

人間は不思議なもので、間違えると次は間違えにくくなります。

恐らく生存するために、間違えを繰り返さないことが大事だったからでしょう。

そこで、そのような人間の性質を逆手に取ります。

ひたすら間違えてやるのです。

間違えれば間違えるほど、単語を間違えなくなっていきます。

そのために活用できるのが、過去問や一問一答です。

特に、一問一答は時期や志望校に限らず利用できるのでとてもオススメです。

一問一答についての記事もぜひ参考にしてみてください。

誰かの歌の歌詞ではありませんが、間違えた数だけ人は強くなります。

受験期を通じてとにかく問題演習を繰り返してください。

日本史の覚え方③ 正しく語呂合わせを使う

語呂合わせは聴覚に強く訴えかけるので、暗記をする上ではとても有効です。

しかし、正しい使い方をしない逆効果になってしまいます。

間違った使い方は、イイクニ作ろう鎌倉幕府から、1192年に鎌倉幕府が誕生したんだな、としか覚えないことです。

(鎌倉幕府の誕生時期についての論争はここでは無視します。)

正しく語呂合わせを使う人は、1192年に鎌倉幕府が誕生したと言われているのはなぜか、そしてなぜその年号が大事なのかも覚えています。

つまり、語呂合わせをする単語をしっかり理解しておくことが大事です。

ただの暗記にとどめるだけではなく、語呂合わせで覚えた単語を理解している人は間違いなく受験で大きな力を発揮します。

日本史の覚え方④ いち早く全体の流れを掴む

日本史が苦手な人には共通点があります。

それは、全体像を把握していない、ということです。

全体像を把握していない人は、なぜその出来事が大事なのか、がなかなか分かりません。

結果的に、ただの暗記に止まってしまうことになりなかなか点数が上がらない、、、

日本史が好きな人や、歴史が昔得意だった人が高校の日本史でも高い点数を取るのは、なぜその単語が重要なのかが理解しやすいからです。

一度理解できるようになると、次から次に理解が進み、好循環が生まれます。

その境地に達するために、まずは全体の把握から努めましょう。

教科書が手っ取り早いですが、さらにもっと早く全体像を把握できるような本があります。

Amazonで電子書籍として安く売られているので、ぜひ目を通してみてください。

2時間ほどで、日本史の全体像が把握できるはずです。

日本史を受験の武器にしたい人

日本史の勉強は後回しにされがちですが、実際には後回しにするべき人と今すぐに取り掛からなければいけないとがいます。

また、過去問を解き始める適切な時期も人それぞれで大きく違います

しかし、それぞれに合わせた対策を行えば必ず日本史を武器にできます。

自分がどれだけの日本史の勉強量が必要なのか、また過去問をいつから解き始めたらいいかわからない人は、リモジュクで無料相談を行なっているのでぜひ利用してください!

日本史の論述の独学は禁物です。

二次試験で日本史の論述が出る人は絶対に読み進めてください。

論述に関しては独学は”絶対に禁物”です。

論述を解いてみて模範解答を読むだけでは論述に必要な力は身につきません。

自分の頭の中にあることを採点官に伝わるように記述する力が論述で求められるものです。

この力は添削をしてもらうことで初めて身につきます。だから論述が解けるようになるには、解いた論述問題を全て添削してもらうくらいがちょうどいいです。

添削してくれる信頼できる先生がいるならぜひ活用してください。もしもいない場合は、リモジュクコーチで論述添削を行なっています!

リモジュクでは論述添削を徹底研究し、論述力が周りよりも圧倒的に身につく教え方が確立されています。

絶対に志望校に合格したい人はぜひ一度お話させてください!

高校1年生・高校2年生の人

受験のための日本史の対策を始めている人はまだ少ないと思います。

しかし、一年生、二年生の時期に勉強を始めておくことには大きなメリットがあります。

それは、高校三年生での過去問の演習効率が圧倒的に高くなるということです。

高校三年生に慌てて通史を最初から復習し直す人がたくさんいますが、他の科目との兼ね合いもあり、意外と日本史の勉強時間を確保するのは難しいです。

高校三年生の夏には万全な状態で過去問に挑めるようにする、そのために重要な時期が高校一・二年の時期です。

高校三年生の人

高3の夏まで

高校三年生の夏は日本史でも超重要です。

なぜなら、実戦形式の過去問演習を始める時期だからです。

少なくともその時までには通史を終わらせておく必要があります。

そしてさらに進んで勉強を行いたい人は、夏までに演習を始めておくといいでしょう。

高3の夏から共通テストまで

高3の夏からはひたすら過去問演習を行いましょう。

質の高い過去問演習を行えていれば、論述でも共通テストの対策にもなります。

そして、共通テストの直前期1ヶ月前から共通テストの対策を重点的に行いましょう。

センター試験の過去問や模試の演習など、実戦練習を行うことが重要です。

共通テストから本試験まで

本試験まではひたすら過去問演習を行なってください。

共通テストが終わってからの1ヶ月は日本史が一番伸びる時期です。

本来であれば絶対に添削を含む演習が高3の始めから必要ですが、少なくともこの時期にはつきっきりで見てくれる先生を見つけましょう。